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染みの輪郭

深い奥へ沈め厚く塗り潰した
筈の
赤黒く渦を巻き激しくのたうつ
自分の半分
塗り込めた白泥の上に笑顔の仮面(ペルソナ)を被せた


人知れず平凡なように暮らしたかった
なのに染みとなってうかび眉間に険を作って
仮面は別のペルソナを映し
輪郭が浮かび上がる
どんなに塗り固めても
その痕跡は歴史を語る顔になる
切なさも哀しみも全て
皺の山染みの影
忘れたはずの昔の記憶は
夢の中だけでなく
その顔に現れる


隠し通すことはできない
人の生きざまはいつも
その身に刻まれ強いコントラストを放ち
塗り潰すことはできない
白く塗り固めた下から沸き上がり
赤黒さをその身に刻むだけ


一度しかない、は一度しか許されない
に似ている

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コメント

はじめまして
心の奥底を見つめるがごとき詩の数々に共感やら・・・させていただいております
私もつまらないブログをやっておりますので、よろしければ覗いてやってください。

投稿: 伊達邦彦 | 2009/03/07 15:47

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